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起業して会社設立する

起業と会社設立

起業して会社を設立するには

会社の起業ブームといわれています。今回は「会社設立、起業」を取り巻く最近の動向をご説明したいと思います。

ここ何年かの会社起業ブームには次のような背景があります。

①新会社法の施行
2006年施行の新会社法によって、これまで株式会社では1000万円以上必要だった資本金が1円からでも会社設立できるようになったこと。設立をしやすくなったので会社の起業を目指す人が増えてきたわけです。

②長引く不況
アメリカのリーマンショックが世界的な金融危機を引き起こし、日本経済も長い低迷期に入ったことから、企業が相次いで倒産し、また終身雇用制度が崩壊しリストラが増え、そして学生もかつてないほどの就職氷河期を迎えています。こうした状況下の中で正社員でいるより起業して新たな挑戦をする人が増えてきました。

③ネット時代
情報の飛躍的な発達により、誰もが簡単にホームページやブログ、ツィッターなどで情報を発信することができる時代になりました。 このため膨大な広告宣伝費は必要なく、自宅で自分のパソコンのみでビジネスが行える時代になったことが起業のハードルを下げることになりました。

さてこうして起業して会社設立を目指す人が増えてきたことは、日本経済の発展のためにもとても望ましいことです。そのため地方自治体でも起業家をサポートする体制が整えています。

会社設立、起業を志望している人へのセミナーや交流会の実施、低金利での資金の貸付、安い費用でのレンタルオフィスなどの事務所の提供などです。

起業、会社設立をする際の注意点

さて起業して会社設立するには2つのパターンがあります。

・現在の仕事を辞めて一から起業

・週末や空いた時間を使って、サイドビジネスとして起業

まず現在の仕事を辞めて会社を起業する場合に大切なことは、必ず円満に退社するということです。もちろん退職理由には「自己都合」ということになりますが、職場の人になるべく反感を持たれないように気を使いましょう。それは正社員であっても派遣社員やアルバイト、パートであっても同様です。組織の中にいるとなかなかわからないものですが、起業するとなると「人的ネットワーク」が命綱ともいえます。その際、もとの会社と少しでもつながっていたら、何かの時に役に立ちます。ですから会社の起業前は忙しいとは思いますが、元の会社の業務も手を抜かずに、できれば惜しい人が辞めていくなあと思わせるぐらい頑張りましょう。

また仕事をしながらサイドビジネスとして起業する場合には、勤務時間ときちんと住み分けて行うということです。周りの人は気づいていても言わないことが多いものですが、それは反感を買う以外に何らメリットはありません。

説教調になってしまいましたが、起業して成功した人の体験記や実際に当事務所で成功したお客様を見ていると、会社を設立し起業した当初は昼夜を問わず多忙を極め、それを乗り切らないとやっていけないというぐらいの覚悟が必要なようです。

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