固定資産税とは

固定資産税は賦課課税方式

固定資産税は毎年1月1日（「賦課期日」といいます。）現在、土地や家屋、償却資産といった固定資産を所有している人（法人）に課税されます。市町村に納める税金です。

固定資産税を納める人は原則として固定資産の所有者で、具体的には下記のとおりです。

「土地」は 土地登記簿または土地補充課税台帳に所有者として登記または登録されている人
「家屋」 は家屋登記簿または家屋補充課税台帳に所有者として登記または登録されている人
「償却資産」は償却資産課税台帳に所有者として登録されている人

【固定資産税の税額の算定の仕方】

課税標準額×税率（1.4％）＝税額となります。

課税標準額とは、原則として固定資産課税台帳に登録された価格をいいます。

固定資産税は課税する役所の方が評価額を決定し請求してくる「部課課税」方式です。

ただし償却資産に対する固定資産税は登記されないので申告が必要です。償却資産とは機械や車輌、防災設備、衛生設備などです。

固定資産税は１月１日現在、所有している固定資産にかかってくるものなので、年度の途中で土地や建物を取得してもその年の固定資産税の課税はありません。

また地方税法上の「少額資産」にあたる場合は、申告の必要がありません。

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